MH-plus project のぺーじ

mh-6.8.3+-jp2c+.patch (for mh-6.8.3-JP.2c) version 1.02 [28Aug1996] (共著)
mh-6.8.3-JP.2c.tar.{Z,gz} への unofficial な bug fix パッチを中心と して、これまでにNewsに投稿等された有用 unofficial な bug fix パッチ を加えてまとめたものです。

pick の日本語化等、一部機能強化 patch も含めていますが、このパッチ 自体は基本的に、根本的な機能拡張を行なうものではありません。

  • SunOS-4.1x (/usr/ucb/cc)
  • Solaris 2.1 (/opt/SUNWspro/SC2.0.1 or gcc-2.6.3)
  • Solaris 2.3 (/opt/SUNWspro/SC2.0.1 or gcc-2.6.3)
  • HP-UX 8.07 (/bin/cc A.08.71 HP C Compiler)
  • HP-UX 9.05 (/bin/cc HP92452-01 A.09.61 HP C Compiler)
  • HP-UX 9.07 (/bin/cc HP92453-01 A.09.73 HP C Compiler)
  • FreeBSD 1.1.5.1R (gcc-2.4.5)
  • FreeBSD 2.0R (gcc-2.6.2)
  • FreeBSD 2.1R (gcc-2.6.3)
  • FreeBSD 2.1.5R (gcc-2.6.3)
での動作確認しています。

このパッチは、MHという素晴らしいツールを作成・改良して下さっている オリジナルのmhプロジェクトの方々と、それを日本語化して下さった多くの方々、 そして日本語環境での機能拡張をして下さった mh-68-jp MLの方々に多大なる 敬意・感謝を表し、さらに多くの OS でより簡単にmake出来て、もっと沢山の 人々に使用して貰えるように…という意図を持って、unofficial に 独自に 作成されたものです。

各パッチ、ファイルの著作権は個々の製作者にあります。 配布はこのパッチに含まれるファイルを全て同時に配布する限り自由です。 パッチ自体の利用・複製・変更・再配布に関して、商用利用しない限り、 なんら制限は行ないません。但し、mh-plus project 作成の README・config ファイル等に関して、書籍雑誌類への引用掲載等される場合は予めご連絡下さい。 尚、パッチ作成者は、本パッチ使用によって発生した、いかなる不利益に 対しても一切の責任を負いません :-)

また、本パッチから派生して発生した、様々な障害(例:熱狂的な MH freak に成ってしまった等も含む(笑))、問題(例:MHが{使えるように|使い易く} なったのでメールが増えても大丈夫と、あちこちの妖しいMLに入りまくって 周囲に「そのような目」で見られるようになってしまった等も含む(笑))等の 責任も、当方は一切負いませんので、その旨ご了承下さい :-)

各地の anonymous ftp にある mh-6.8.3-JP.2c.tar.{Z|gz} に、このパッチを 当てて下さい。JPPatchlevel ファイルへのパッチが reject される場合も ありますが、その場合は手作業で当てて下さい。 (mh-68-jp ML の方々によって作成された、機能拡張日本語化 JP2c パッチは、 本来、mh-6.8 用のものです。これをどなたかが mh-6.8.3 に当てて下さった ものが、各地の anonymous ftp に mh-6.8.3-JP2c.tar…として置いてあるもの の様です。ただ、この作業をして下さった方が複数居られるようで、その anonymous ftp によって、JPPatchlevel ファイルを 「MH.6.8.3 Japanization-patch.2c」と正しく修正して下さっているものと、 されてないものがどうもあるようですので…)

本パッチに含まれるものは全て、unofficial なパッチですので、 *at your own risk* で、どうぞ。 (version が「MH 6.8.3+.JP2c+(v1.02)」となります:-))

このパッチを当てる事によって出来る mh-plus/ というディレクトリの下を 御覧下さい。おまけ:-)として、config ファイルのサンプルをいくつかつけて あります。config ファイルは、それぞれのマシン・OS・メール環境に応じて 作成するものですので、細かい設定は個々の環境によって当然異なります。 従ってこれらのサンプルの設定をそのまま鵜飲みにせず:-)、飽く迄も 「一参考例」として、それぞれの設定・オプションは何をどうするのか、 充分検討した上で、環境に応じた config ファイルを作成下さい。 (有難うございます(_o_) > config ファイルを寄せて下さった方々) また同じ mh-plus/ にある README.mh-plus には、このパッチをあてることに よって、どういう不具合が fix されるのか、詳細に記載してありますので、 必ずお読み下さい。

本パッチに関する不具合や動作確認、さらなる機種拡張等は
mh-plus あっとまーく material.chem.eng.himeji-tech.ac.jp まで御連絡下さい。

但し、「mhの使い方を教えて下さい」や「パッチの当て方とmhの作り方を 教えて下さい」、「popってどうやって入れるんですか?」や「メールの漢字 コードがうまく変換できないんです」、「config ファイルがよく判らないん ですけど…」等の、本パッチの"動作"に関して無関係である質問や、本パッチ 部分以外から発生した問題等への質問に関しては、御遠慮願います(_o_)。

問題が生じた際は、まずオリジナルの mh-6.8.3 や mh-6.8.3-JP.2c では 同じconfigurationでmakeしても、問題が起きないことを確認した上で、
・マシン/ OS のバージョン/ C コンパイラ等の環境 等
を御報告頂ければ幸いです。

ちなみに、MH.6.8.4 も出るようですが、現時点ではまだβリリースの様な ので、敢えて 6.8.3 を更に改良しました。

# ちなみに現在、日本各地の anonymous ftp に mh-6.8.4.tar.{Z|gz} という
# ファイルがあるようですが、これは、6.8.3 -> 6.8.4 のβパッチを、
# 日本国内のどなたかが 6.8.3 に当てて、置いておかれた物であると思われます。
# MH のオリジナルの配布サイトでは、βパッチファイルでの配布のみで、
# mh-6.8.4.tar.gz という形式の配布は行なわれていないようですが…。

                            ******************************************
 「環境科学と言っても       神戸大学大学院 自然科学研究科 環境科学専攻
     UN*X 環境の研究じゃ                            D3  渡辺  毅
            ないはず ^^;;」     watanabe@komadori.earth.s.kobe-u.学術.日本
and ↓旧姓(笑)
#  はやし "∞" はるひさ
#  京都大学大学院 工学研究科 『でも、ま、なんとかなるかぁ。えへへ』
#  分子工学専攻                   hayashi@kuic.kyoto-u.学術.日本
現:-)
/* はやし はるひさ (hayashi あっとまーく himeji-tech.学術.日本) */
  • mh-6.8.3 に対するパッチ
    • slocal の setgid mail 化 (v1.00) ←option SETMG で指定
    • slocal の destroy 回りの不具合fix (v1.02)
    • slocal で '+' を指定すると、rcvstore を起動するよう変更 (v1.02)
    • 「.mh_sequenceのない Subfolder を mark 等すると core を吐く」不具合fix (v1.00)
    • uip/post の非resolver化可能 (v1.00) (options NORESPOST と ldoptlibs_post の拡張)
    • shared library を作る際に -Bdynamic オプションは必要か?(v1.00)
    • slocal ファイルロックパッチ (v1.00)
    • sendmail との smtp connection での HELO/EHLO 対策 (v1.00)
    • ヘッダ中のコメント部折り曲げ時の不具合fix (v1.00)
    • CONTENT_LENGTH 対策 (v1.00)←option CONTENT_LENGTH で指定可能
    • CONTENT_LENGTH ヘッダの不具合fix (v1.0x)
    • CONTENT_LENGTH ヘッダの不具合fix (v1.00)
    • CONTENT_LENGTH 関連の不具合fix (v1.02)
    • mhn 中の変数混同バグfix (v1.00)
    • folder.c の機能強化パッチ (v1.00)
    • trim での core dump をfix (v1.00)
    • pick が各行1024文字目以降を検索しない不具合fix (v1.02)
    • pick で変数初期化忘れ不具合fix (v1.02)
    • _filbuf() の仕様の違いを吸収 (v1.02)
    • strcasecmp() を uleq() で書き換え。(v1.02)
    • MAILGROUP と POP の両方を定義してる時、saved GID が落ちる不具合fix (v1.02)
    • GNU make を使用すると make 出来ない不具合fix (v1.02)
  • Solaris 2.x 用への変更 (mh-6.8.3部分)
    • include ファイルの追加変更
    • 関数の型定義関連
    • scandir()の用意 (SVR4)
    • wait3()->wait()への変更
    • uip/md5.c gcc compile 対策
    • 上記の MPOP, BPOP の関係を満たしていないと mhconfig 時にエラーを 返すよう変更 (v1.02)
    • Solaris2.xの gethostby{addr|name}関数のバグ対策 (v1.00)
    • Solaris 2.x POP パッチ(v1.00,1.02)
  • HPUX 用への変更 (mh-6.8.3部分)
    • include ファイルの追加変更
    • 関数の型(strlen等)・関数定義(index,rindex)・変数定義関連
  • FreeBSD 用への変更 (mh-6.8.3部分)
    • include ファイルの追加変更
    • shared library を作成可能にするパッチ
    • FreeBSD で APOP が使えるよう dbm 周りを変更 (v1.02)
  • jp2cに対するパッチ
    • mhlで、長い行があると core を吐いたり文字化けしたりする不具合fix (v1.00,1.02)
    • post -hencode 時のヘッダ改行処理の不具合fix (v1.00)
    • シフトJISを EUC に変換するマクロの変数誤使用fix (v1.02)
    • 一部の OS で sortm でうまく時間順に並ばない不具合fix (v1.02)
    • pick で日本語文字を含んだ文字列を検索できるようにfix (v1.02)


→ Internet関連業績(笑)
→ MH-plus のぺーじ
→ MH のどうでもいいような趣味の講座


はやし はるひさ hayashi あっとまーく laic.u-hyogo.学術.日本
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このページの最終更新日: 1998年11月29日 日ようび 晴れ