MH-plus project のぺーじ

mh-6.8.3+-jp2c+.patch (for mh-6.8.3-JP.2c) version 1.03 [07Oct1997]

slocal の setgid mail 化 (v1.00) ←option SETMG で指定
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Newsgroups: fj.sources
From: hayashi＠spica10.kuic.kyoto-u.ac.jp (Haruhisa Hayashi)
Subject: slocal.c unofficial patch for MH-6.8
Message-ID: 
Date: Thu, 17 Dec 1992 07:17:03 GMT
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```
fj.sources で昔指摘した slocal の gid 関連のパッチ。 "一部のsysV" && "slocal を使用している" という「限られた」場合のみが対象。slocal でメールを delivery する際に、$MH/dir/maildelivery か $HOME/.maildelivery を読み損なった等の時、デフォルトとして user の mail spool に届いたメールを append するのだが、その際に "user.user's group" でファイルを作成してしまう。一部のsysVでは、 mail-spool-file は group=mail である必要があるので、rmail などで local delivery が出来なくなったりする。ちなみに mhconfig に与えるパラメータとして、「mailgroup: mail」が指定出来るが、これは inc (実行ファイル)の group を mail にして chmod g+s するだけで、slocal.c の中でいじったり、判別したりしてない。
★注意:このオプションはもしかすると security hole になるかも知れません。 [uip/slocal.c]
参考:
```
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From: jos＠bull.nl (Jos Vos)
Subject: Possible solutions for slocal's setgid mail security problems
Newsgroups: comp.mail.mh
Date: 10 Dec 93 08:42:38 GMT
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＃尚、予め mail spool に $USER ファイルを user/mail で作成しておくと、
＃この options 立てなくとも、上述した現象は回避できる筈ですが。
(by はやし@姫路工大)

slocal の destroy 回りの不具合fix (v1.02)

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From: kannan＠owe.isi.edu (Kannan Varadhan)
Newsgroups: comp.mail.mh
Subject: Re: MH 6.8.3 slocal:  bug or feature?
Date: 29 Sep 1995 15:34:40 -0700
Message-ID: <44hsa0$j43@owe.isi.edu>
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などで指摘された不具合対策。
[uip/slocal.c]

slocal で '+' を指定すると、rcvstore を起動するよう変更 (v1.02)
[uip/slocal.c]
(参考: 元記事を落とした筈なのに見つからない^^;;ので、 FreeBSD 2.2-960612 での MH 用パッチを参考にしました)
「.mh_sequenceのない Subfolder を mark 等すると core を吐く」不具合fix (v1.00)
.mh_sequenceがそのサブフォルダーにない場合、m_seq が NULL を返すんですが、この結果を表示する printf("%s\n",m_seq) 等の部分で、 NULL を %s で出力出来ず、core を吐いてしまう。(Solaris2.x他)
[sbr/m_sync.c, uip/mark.c, uip/mshcmds.c]
(02Jun1995 に Bug-MH＠cs.usi.edu に報告済み。06Dec1995 には John Romine 氏からもお返事頂いたし、MH.6.8.4 では修正されてる様です(修正されました))
＃その OS の「NULL」の扱い如何ですね:-)
(by はやし@姫路工大)
uip/post の非resolver化可能 (v1.00)
(options NORESPOST と ldoptlibs_post の拡張)
conf 時の options として NORESPOST を指定すると、uip/post のリンク時に ldoptlibs ではなく、ldoptlibs_post の方を見るように変更。 ldoptlibs の方に -lresolv を加えている場合は、このオプションを指定し、 ldoptlibs_post に -lresolv を加えないようにする…。 (post時に resolver を引かないようになる…って、単に -lresolv を付けない様にするだけなので、library自体が resolver 見に行ってしまう OS (HP-UX等)では意味がないのですが:-)) DNS的に localhost を認識しなくなったりした場合を考えると、 resolver を引かない方が安全です。resolverを入れ換えたりして、 NISや /etc/hosts も参照できるとかなら、大丈夫でしょうけど:-) 但し、mtstailor に変な server 名を書いてしまうと恐いです。普通は localhost だから大丈夫でしょうけど:-) [conf/mhconfig.c,conf/makefile/uip]
(by 渡辺@神戸大さん and はやし@姫路工大)
shared library を作る際に -Bdynamic オプションは必要か？(v1.00)
shared lib を作る際に、SunOS 4.x なら -Bdynamic オプションは必要。しかし Solaris や FreeBSD では要らない。 …ってな訳で、オリジナルは常に -Bdynamic が付くようになってたが、これを SUN4SHLIB が define されてる時だけ付くように変更。 [conf/makefiles/{uip,support/bboards,support/pop}]
(by 渡辺@神戸大さん)
slocal ファイルロックパッチ (v1.00)
zotnet/mts/lock.c のコメントを読むと、ファイルロックの方法として、 LOCKF, FCNTL, FLOCK の三種類をサポートしていて、複数 #define されている場合は、LOCKF が優先されるようである。事実 lock.c はそうなってる。しかし、なぜか slocal.c は FCNTL が優先になっている…ので、 slocal.c もコメントに合わせて LOCKF を優先させるようにした。
[uip/slocal.c]
(by 渡辺@神戸大さん)
sendmail との smtp connection での HELO/EHLO 対策 (v1.00)
X-Authentication-Warning: xxx.yyy.zzz: Host localhost didn't use HELO protocol
```
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Newsgroups: comp.mail.sendmail,comp.mail.mh
From: acsdcn＠falcon.depaul.edu (Dave Nelson)
Subject: MH-6.8.1/Sendmail 8.X (MH patch)
Nntp-Posting-Host: falcon.depaul.edu
Organization: DePaul University, Chicago
Date: Tue, 31 Aug 1993 17:28:11 GMT
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```
や、
```
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From: dcn＠ignatz.acs.depaul.edu (Dave Nelson)
Subject: MH-6.8.1/Sendmail 8.X (MH patch) updated
Newsgroups: comp.mail.mh
Date: 3 Sep 93 19:01:05 GMT
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```
で指摘された、mh+sendmail.8.x 使用時に、mh 側の EHLO 非実行のために X-auth-warning: が付く不具合の修正パッチ。
[mts/sendmail/smail.c]
(参考 sendmail.8.6.12/src/contrib/mh.patch)
MH が localhost の sendmail にメールを引き渡す際、SMTP を使用する場合 (mts sendmail で option BERK 指定せず。もしくは mts sendmail/smtp 指定)、 RFC 822 ではまず HELO/EHLO コマンドを発行することになっているのだが、 MH ではこれが省略されているので warning メッセージがついてしまう。
＃sendmail.cf の Op をいじる…という後退的:-)な解決方法もありますが。
ヘッダ中のコメント部折り曲げ時の不具合fix (v1.00)
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From: hirano＠etl.go.jp (HIRANO Satoshi)
Newsgroups: fj.sources,fj.mail
Subject: mh-6.8.1-JP.2c folded comment patch (unofficial)
Date: 9 Dec 93 17:52:23 GMT
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で指摘された、ヘッダ中コメント折り曲げ時の不具合に対する修正パッチ。
[sbr/addrsbr.c]
CONTENT_LENGTH 対策 (v1.00)
←option CONTENT_LENGTH で指定可能
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From: casper＠fwi.uva.nl (Casper H.S. Dik)
Newsgroups: comp.unix.solaris,comp.mail.mh
Subject: Re: MH 6.8.3 under Solaris 2.3
Date: 3 Jun 1994 13:12:45 GMT
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```
で指摘された Content-Length: ヘッダー対応パッチ。
普通の BSD 系マシンでは、スプールのメールは "\nFrom " で区切られている。このため、メールボディに "\nFrom " を含んだメールが届くと、local mailer がこれを "\n>From " に書き換えて、メールの区切りと間違われないように処理する。ところが、Solaris 2.x など一部の OS では、local mailer がメールのヘッダー部分に "Content-Length: 219" とかいうようなヘッダーを付けるものがある。これは、このメールのボディ部分の長さ(byte数)を表し、この長さだけ先にメールの区切りがあることが自明となるので、この様なシステムの local mailer は s/^From />From/ の作業をしない。ここに "\nFrom " をボディに含んだメールが届き、それを MH で inc すると、その部分でメールの区切りと認識されてしまい分割されてしまう。そこで、正しい Content-Length: ヘッダーが付いているメールについては、このヘッダーを用いてメールの区切りを求めようとする。
＃まあ、sendmail.cf の Mlocal に E フラグを付けてれば実害はないで
＃しょうけどね(^^;;)。
[sbr/m_getfld.c]
参考:
Delivery Agents の F=… に E を立てることにより、 sendmail が extra From (メールボディでの "\nFrom …")を "<From …" に置換する。詳細は sendmail 本等を参照のこと。

CONTENT_LENGTH ヘッダの不具合fix (v1.0x)

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Newsgroups: comp.mail.mh
From: llg＠ubszh.net.ch (Roger Larsson)
Subject: Re: Mail with From in the text
Date: Wed, 20 Jul 1994 07:02:42 GMT
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で指摘された、上記パッチの不具合修正。
[sbr/m_getfld.c]

CONTENT_LENGTH ヘッダの不具合fix (v1.00)
CONTENT_LENGTH オプションと RPATHS オプションを同時に指定すると、 RPATHS が効かなくなる場合があるので、これを修正した。
[sbr/m_getfld.c]
(by 渡辺@神戸大さん)
CONTENT_LENGTH 関連の不具合fix (v1.02)
メールをスプールと違う漢字コードでフォルダーにセーブした場合、 Content-Length: ヘッダの byte 数が狂ってしまい、scan 等のコマンドを実行すると、「scan: invalid Content-Length: header」等のエラーメッセージが出てしまう…という不具合を修正。
[sbr/m_getfld.c]
(by 渡辺@神戸大さん)
CONTENT_LENGTH 関連の不具合fix (v1.03) packf したファイルを msh で scan すると、区切り位置に "^A^A^A^A" があるため、「msh: invalid Content-Length: header」が出る問題を修正。
→ packf したファイルについては Content-Length: ヘッダを見ないようにした。
[sbr/m_getfld.c]
(by 渡辺@神戸大さん)

mhn 中の変数混同バグfix (v1.00)

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From: mathew＠mantis.co.uk (mathew)
Newsgroups: comp.mail.mh
Subject: Re: mh-6.8.3 with gcc version 2.5.6 under Solaris 2.3
Date: 3 May 1994 17:00:47 +0100
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などで指摘された、mhn 中での変数混同バグ修正パッチ。 si* を mhnsi* に換えるだけですが。
[uip/mhn.c]

folder.c の機能強化パッチ (v1.00)
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Newsgroups: comp.mail.mh
From: andyr＠wizzy.com (Andy Rabagliati)
Subject: Re: Possible Bug: MH 6.8.3 folders -recurse
Date: Mon, 28 Mar 1994 20:08:05 GMT
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で提唱された folders -fast -recurse の高速化パッチ。ディレクトリのリンク数が２なら、サブディレクトリを検索しない。
[uip/folder.c]
trim での core dump をfix (v1.00)
fj.mail で発表されたもの(元記事が見つからないので DM <2328.806560835@cs.ritsumei.ac.jp> で直接教えて頂きました)
[sbr/formatsbr.c]
(From: motonori@立命大さん)
pick が各行1024文字目以降を検索しない不具合fix (v1.02)
pick の検索用の配列が 1024 指定の為。
pick はヘッダーの継続行を1行にまとめてから検索してるので、継続行が長いと1024文字を越えてしまう可能性がある。通常、sendmail の SMTPLINELIM が 1024より小さく指定されているので、 1行が1024文字以上あるメールが来ることは…まぁまず無いですが :-)
[uip/picksbr.c]
(by 渡辺@神戸大さん)
pick で変数初期化忘れ不具合fix (v1.02)
正規表現に、前に何も文字がない '*' を指定すると core dump する不具合をfix。
[uip/picksbr.c]
(by 渡辺@神戸大さん)
_filbuf() の仕様の違いを吸収 (v1.02)
← options FILBUF_ADJ で指定
通常 _filbuf() は FILE 構造体のメンバー _ptr や _cnt の値によらず、バッファにデータを埋めるが、EWS-UX 等、一部の OS では、これらを見て getc()と同じ様な動きをする。この為、_filbuf() を呼ぶ前に _ptr や _cnt の調整が必要。
[sbr/m_getfld.c]
(by 渡辺@神戸大さん)
strcasecmp() を uleq() で書き換え。(v1.02)
strcasecmp()が無い OS があるため、MH側で代用ルーチンとして uleq が用意されているにも係わらず、ソース中で strcasecmp() を使用している。
[sbr/m_getfld.c, sbr/ruserpass.c]
また、v1.00 で書き加えた部分に strcasecmp()を使用していたため、uleq に変更。
[sbr/m_getfld.c]
(by 渡辺@神戸大さん)
MAILGROUP と POP の両方を定義してる時、saved GID が落ちる不具合fix (v1.02)
[uip/inc.c]
(1993/12/17 bsa＠kf8nh.wariat.org による。元記事不明)
GNU make を使用すると make 出来ない不具合fix (v1.02)
「;」の必要不要…というだけなんですけど…(^^;;)
[conf/makefiles/{config, sbr, zotnet/mts, zotnet/bboards, zotnet/tws, zotnet/mf, support/bboards, support/pop, uip}]
(by 渡辺@神戸大さん)
ソース中に "/etc/utmp" と utmp を直接指定してる箇所があるが、全ての OS で utmp がこのディレクトリにあるとは限らない問題 (v1.03)
xterm のソースを参考に、include ファイルから取ってくるように変更
[uip/rcvtty.c,uip/slocal.c]
(by 渡辺@神戸大さん)

◎Solaris 2.x 用への変更 (mh-6.8.3部分)

include ファイルの追加変更
関数の型定義関連 (dirent->direct等) [uip/popi.c 他]
scandir()の用意 (SVR4)
SYSV には scandir() がないので、NET2 BSD から引用 [uip/popi.c]
wait3()->wait()への変更 (SVR4) SYSV には wait3() がないので、wait() で代用ルーチンを [support/popd.c]
uip/md5.c gcc compile 対策 [uip/md5.c] これらは
```
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From: ted＠ags.ga.erg.sri.com (Ted Nolan SRI Ft Gordon)
Subject: Re: MH 6.8.3 under Solaris 2.3
Newsgroups: comp.mail.mh
Date: 8 Jun 94 13:10:22 GMT
=-=-=-=
```
で指摘されたものである。
但しこの ted さんの記事にある、support/pop の Makefile (実際は conf/makefiles/support/pop である)への trmsbr.o 追加は誤り。これは、MPOP が定義された時に、BPOP を定義("bboards: pop"で定義) してないと、sc_width() が undefined になり、これを define している trmsbr.o を加えたものであると思われる。しかし READ-ME の MPOP オプションの項を見れば判るが、 MPOP は BPOP 定義下で定義されなければならないものである。 MPOP と BPOP を両方定義すると問題はない。 (ted さんの方法だと2重定義でエラーになる) 本来は mhconfig の段階でチェックすべきものなんでしょうが…。それと uip/md5.c 中、一箇所 STDC での条件判別をつけてあります。
上記の MPOP, BPOP の関係を満たしていないと mhconfig 時にエラーを返すよう変更 (v1.02)
MPOP が定義されてるのに、BPOP が定義されてないという状態ですね。
[conf/mhconfig.c]
(by 渡辺@神戸大さん)
Solaris2.xの gethostby{addr|name}関数のバグ対策 (v1.00)
gethostbyname() で shortname しか帰ってこないので、これを switch_gethostbyname_r() 等で置き換えた。 (参考: sendmail.8.X/src/conf.c) [uip/ttyw.c,conf/config/mts.c,mts/sendmail/hosts.c, support/pop/popd.c,zotnet/mts/client.c]
＃ resolver を bind-4.9.2 等に置き換えていれば問題はない…筈:-)
(by 渡辺@神戸大さん and はやし@姫路工大)

Solaris 2.x POP パッチ(v1.00,1.02)

=-=-=-=
Newsgroups: comp.mail.mh
From: kim＠tac.nyc.ny.us (Kimmo Suominen)
Subject: Re: MH POP support under Solaris
Date: Fri, 18 Nov 1994 22:26:22 GMT
=-=-=-=

や

=-=-=-=
From: tomo＠AXIS.Co.JP (SAKAKIBARA Tomoyuki)
Newsgroups: fj.sys.sun,fj.mail
Subject: mh-6.8 unofficial solaris2.x patch
Date: 22 Aug 93 13:50:21 GMT
Message-ID: 
=-=-=-=

などで指摘された、POP関連ソースの Solaris2.x (SVR4)に対してのパッチ。
[support/pop/{pop.c,popauth.c,popser.c}]

◎HPUX 用への変更 (mh-6.8.3部分)

include ファイルの追加変更
関数の型(strlen等)・関数定義(index,rindex)・変数定義関連
(by hayashi あっとまーく chem.eng.himeji-tech.ac.jp)
参考:
```
=-=-=-=
From: corrigan＠ucsd.edu ("Michael J. Corrigan")
Subject: Re: Help with mh on HP-UX 9.03
Content-ID: <3830.755304350.1@weber.ucsd.edu>
Newsgroups: comp.mail.mh
Date: 7 Dec 93 22:46:03 GMT
=-=-=-=
```
他
＃すんません。一箇所ifdefが間違ってました…直しました(^^;;) (v1.02)

◎FreeBSD 用への変更 (mh-6.8.3部分)

include ファイルの追加変更

shared library を作成可能にするパッチ

=-=-=-=
Date: Tue, 27 Dec 1994 11:40:03 -0800
Message-Id: <199412271940.LAA20701@freefall.cdrom.com>
From: Mark Murray 
To: core＠freefall.cdrom.com
Cc: current＠freefall.cdrom.com
Subject: misc/88: MH has no 'local' shared libraries.
=-=-=-=

などによるもの。

FreeBSD で APOP が使えるよう dbm 周りを変更 (v1.02)
[support/pop/{popauth.c,popser.c}, uip/slocal.c]
(参考: FreeBSD 2.2-960612 の MH 用パッチ)
FreeBSD で packf が core dump する不具合fix (v1.03)
mbx_read() 中での引数の型違いで、スタックの位置がずれるため。 sizeof(off_t) と sizeof(long) が違う OS では同じ問題が発生すると思われます。off_t -> long に変更。 (尚、Sun などでは off_t は普通の long なので、この問題は生じません)
[uip/dropsbr.c]
(by 渡辺@神戸大さん)

◎jp2cに対するパッチ

mhlで、長い行があると core を吐いたり文字化けしたりする不具合fix (v1.00,1.02)
BUFSIZ(通常1024)文字読み込めば、必ず '\n' が含まれているものとして、 coding されていたので。
[uip/mhlsbr.c]
(by 渡辺@神戸大さん)
＃ v1.02 でも修正…すんません完全に直ってませんでした(^^;;)。
post -hencode 時のヘッダ改行処理の不具合fix (v1.00)
post が -hencode オプションによる改行処理をした際に、最後に space が1つ入ってしまうために、Message-ID 等を replcomps 等で出力すると TAB と space だけの行が出力されてしまう可能性があるもの。
[sbr/ml_exthdr.c]
(From: motonori@立命大さん)
シフトJISを EUC に変換するマクロの変数誤使用fix (v1.02)
[sbr/ml_codeconv.c]
(by hayashi あっとまーく chem.eng.himeji-tech.ac.jp)
＃今まで気づかれなかったのが不思議なんですが(^^;;)
一部の OS で sortm でうまく時間順に並ばない不具合fix (v1.02)
Date: ヘッダーに Time Zone として "+0900" ではなく、"JST" と書いてあるメールを sortm で並び変えると、一部の OS (FreeBSD や Linux)では正しい順番にならない(= JST を正しく認識しない)。これは、lex のソースが flex に対応してないためである。 (FreeBSD や Linux などの lex は、実は flex である)
[zotnet/tws/dtimep.c-lexed]
(by 渡辺@神戸大さん)
＃ …ちなみに Linux の JE-0.9.7 に含まれている(らしい) binary 配布の
＃ mh-6.8.3+-jp2c+もこれに引っかかってます。
＃しかし、まず第一、Time Zone に "JST" のみで書いてあるのは、
＃ RFC 1123 に反するという話もありますが…。:-)
pick で日本語文字を含んだ文字列を検索できるようにfix (v1.02)
漢字コードは自動変換するので、JIS7 でセーブされてるファイルを検索するのに、検索文字列を EUC で入力する…とかも出来るはずです(^^)。 (当然、同じ漢字コードでの検索も出来ます:-)) また正規表現も日本語を理解するので、「.」は日本語文字・ASCII 文字に関わりなく1文字にマッチし、「とほ*」は「と」や「とほほ」や「とほほほほほ」などにマッチします。
[uip/picksbr.c]
(by 渡辺@神戸大さん)
＃但し、「+」や「|」など、オリジナルの pick で使えない正規表現は使えません。
SJIS 環境で「ヘッダのエンコーディングなし」に設定している場合、ヘッダに漢字が使われていると、repl コマンドでのヘッダ不具合fix (v1.03)
jp2c での内部処理コードは EUC のため、SJIS で書かれていると、SJIS の文字列を EUC として取り扱おうとするのが原因。ヘッダのコード変換をすれば大丈夫。
[uip/replsbr.c]
(by tatsuo あっとまーく kobe.hp.com)
jp2c の hdecode 関数を "Q" encoding まで拡張 (v1.03)
jp2c で拡張された hdecode 関数は "B" encoding にしか対応してませんでした。
[sbr/ml_exthdr.c]
(by 渡辺@神戸大さん)
※ "Q" encoding/"B" encoding については RFC 2047 等を参照して下さい。ちなみに "B" encoding とはいわゆる "BASE64" です。
MIME encoding 文字列が 2byte文字の途中で分割(改行)されている場合、文字コード変換時に文字化けしてしまう不具合fix (v1.03)
MIME encoding には任意の場所で改行していいという規定があるのですが (…っていうか、75文字以内に改行せよという規定があるんだけど…)、 hdecode() は MIME 宣言毎に ml_conv() を呼んで文字コード変換していたので、 2byte 文字の途中で分割をされたりしたら、これをそれぞれ decode した後、それぞれに対して ml_conv() するので文字化けしてしまいます。1つのヘッダーの decode が全て済んでから、全体に対して ml_conv() する様に変更。
※ 尚、2byte文字の途中分割は、既に obsolete された RFC 1342 では OK でしたが、現行の RFC 2047 では禁止されています。
[sbr/ml_exthdr.c]
(by 渡辺@神戸大さん)
mhn が 7bit メールは全て ISO-2022-JP だと思ってしまう問題を修正。(v1.03)
送信時に "edit mhn" すると、Content-Type: ヘッダがつくが、options JAPAN を指定してると、draft が 7bit だと、常に charset=ISO-2022-JP をつけてしまう。options JAPAN を指定してる人だって、英語のメールを書く時もあるので、charset=US-ASCII か charset=ISO-2022-JP かを自動判別するようにした。送信時に mhn を使ってない人は関係ありません。:-)
[uip/mhn.c]
(by 渡辺@神戸大さん)
mh-formatで、表示できない漢字がある場合(壊れた漢字:-pとか)に、その文字以降が全て空白になってしまう不具合fix (v1.03)
[sbr/formatsbr.c]
(by tatsuo@神戸.hp.com and 渡辺@神戸大さん)

◎ βテスト等で協力して頂いた方々 (v1.02) (_o_)

片岡@日新電気さん
鬼生田@クボタさん
酒井@NTT-AT さん
菊池@東京都立科技大さん
いしじま☆だいさん

(順不同)

はやしはるひさ

このページの最終更新日: 1998年11月29日日ようび晴れ