Appendix
Appendix00: 電波時計もろもろ |
『電波時計』って簡単に総称していますが、
要は時刻情報を含んでいる標準電波を受信して、
このデータを基に時刻を修正して動く時計ですね。 勿論、この国家標準の時刻情報は、 そうでなくても10万年に1秒程度のずれ、という精度を持つ セシウムビーム型電子時計などの原子時計を用いてますし、 人工衛星などを用いて、常に国際標準との比較・同期をしているそうなので、 非常(という言葉でも表し切れない程)に正確です。 んがー、時計屋さんや家電量販店などで、 店頭に「電波時計」が並んでいると、 案外(?)時刻が結構まちまちだったりすることがあります…。 現在、一般的な時計はクオーツ方式がほとんど(特に腕時計では)です。 これは水晶の振動を利用して1秒を計測しているのですが、 精度としては100万〜1000万秒で1秒ずれる程度、 つまり月に2〜3秒の誤差が出てしまいます。 …いやそのまえの機械式では日に数秒〜数分も誤差が出ていたので、 これは プロジェクトX でも取り上げられるくらいに革命的な手法なのですが。 で、「電波時計」って「標準電波を受信して時刻を合わせている」のですが、 もう少し詳しく言うと、 「標準電波を受信して、(クオーツ)時計の時刻を日に何度か自動修正している」時計な 訳です。ですので、
私の目の前に、「壁掛け電波時計」と「置き電波時計」がありますが、 この2つですら、この文章を書いている今、30秒くらいの差があります(苦笑)。 …うちの環境では電波を充分に捕まえきれてないためでしょうか。 電波時計に関して詳しく…というか正確なことは、 このページ下のリンク集 など、とてもとてもタメになるページさんたちを参照下さい(汗)。
ちなみに「JJY」って何かの略称だと考えがちですが、
情報通信研究機構で運用している無線局のコールサインだそうです
(
→参照)。 (最終更新日 [20Jun2005]) |
Appendix01: stty でデバイスの設定を{みる|する} |
今回、tristateの電波時計キットを接続したのは、FreeBSDマシンですので、
stty -a -f /dev/cuaa0(/dev/cuaaX = シリアルポートデバイス。 0番に接続したので X=0)とかすると、 # stty -a -f /dev/cuaa0 speed 2400 baud; 0 rows; 0 columns; lflags: icanon -isig -iexten -echo -echoe -echok -echoke -echonl -echoctl -echoprt -altwerase -noflsh -tostop -flusho -pendin -nokerninfo -extproc iflags: -istrip icrnl -inlcr -igncr -ixon -ixoff -ixany -imaxbel ignbrk -brkint -inpck ignpar -parmrk oflags: -opost -onlcr -ocrnl -oxtabs -onocr -onlret cflags: cread cs8 -parenb -parodd -hupcl -clocal -cstopb -crtscts -dsrflow -dtrflow -mdmbuf cchars: discard = ^@; dsusp = ^@; eof = ^@; eol = ^@; eol2 = ^@; erase = ^@; erase2 = ^@; intr = ^@; kill = ^@; lnext = ^@; min = 0; quit = ^@; reprint = ^@; start = ^@; status = ^@; stop = ^@; susp = ^@; time = 0; werase = ^@;ってな具合に cuaa0 の設定などが判ります。 電波時計キットとの通信には、 「9600baud, 8bit, non-parity, stopbit 1, flow制御なし」という設定を するのですから、 stty -f /dev/cuaa0 speed 9600 -istrip -parenb -cstopb -crtsctsとして設定すればよいでしょう、…多分。 (詳しくは stty の man を見て下さい:-)) (最終更新日 [14Jun2005]) |
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電波時計に関して
(最終更新日 [20Jun2005]) |
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