PPP (Point-to-Point Protocol, 参照: RFC1661,1662) とは、 データリンク層とネットワーク層の接続・通信を扱う WAN (Wide Area Network, 広域網)用プロトコルで、 2点間接続のデータ通信に利用される。 SLIP (Serial Line IP, 参照: RFC1055)同様、 シリアル回線を利用しての IP (Internet Protocol, 参照: RFC791) 接続を可能とする。データパケットのヘッダ部分だけを圧縮したり、 専用線上で IP を利用するための上位プロトコルの識別機能を持つ。 また、リモートLAN (Local Area Network) にアクセスする場合のアクセスサーバが、 クライアントパソコンに自動的にIPアドレスを 割り当てる IPCP (Internet Protocol Control Protocol, 参照: RFC1332) 機能 などもある。
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